瓦屋根って地震に弱いの?軽い屋根の方が耐震性で有利なの?地震に強い屋根の真実

地震で崩れた瓦

地震で崩れた瓦

地震で崩れた瓦

 1995年の阪神・淡路大震災、2011年の東日本大震災、そして2016年の熊本大地震と震災が起こるたびに建物の耐震性が話題になります。
 震災のたびに報道されるのが地震によって崩れた瓦屋根です。特に2016年の熊本大地震では熊本城の瓦屋根が余震のたびに崩れていく様子がライブで報道され、心を痛めた方も多かったでしょう。
 ご自宅が瓦屋根という方はそれを見てかなり心配になったのではないでしょうか。

では、実際に瓦屋根は地震に弱いのでしょうか?

 昔ながらの瓦屋さんや瓦屋根を専門にしている方々にお聞きしますと「瓦屋根だからといって地震に弱いことはない」と言います。ガルバリウムの金属屋根などを扱っている業者さんにお聞きしますと「瓦は重いから地震に不利」と言います。

昔ながらの瓦やさんや瓦屋根を専門にしている方、瓦屋根だからといって地震に弱いことはない

ガルバリウムの金属屋根などを扱っている業者、瓦は思いから地震に不利

どちらが本当なのでしょうか?

真実は地震係数の中にある!?

 下の図を見てください。これは建築基準法に定められた一般住宅の耐震基準の目安となるのが耐震等級です。  耐震等級1では数百年一度発生する地震(東京では震度6強~震度7程度)の地震力に対して倒壊・崩壊せず、数十年に一度発生する地震(東京では震度5強程度)の地震力に対して損傷しない程度となっています。
 耐震等級2ではその1.25倍、耐震等級3ではその1.5倍に対抗できるとされています。勘違いしないでほしいのは震度6~7程度の地震に対して倒壊や崩壊しないだけで、損傷を受けてしまう可能性があるということです。

耐震等級

軽い屋根、重い屋根

 この中の地震係数という数字に注目してください。瓦屋根と瓦以外の屋根に分けられていることが分かります。この地震係数、どちらも耐震等級が上がるごとに数値が増えていることも見逃さないでください。この数値、すごく簡略化して言い換えますとと建物を支える構造体、柱や耐力壁、梁などの数になります。
 重いものを支えるにはそれなりの柱の数が必要です。単純化しますと瓦屋根のお住まいで耐震等級3を実現しようと思ったら、一階部分の柱や耐力壁は69箇所必要となります。  それに対して瓦屋根以外のお住まいでは54箇所で済むのです(実際には構造計算などが必要になるのでこれほど単純ではありません)。
 何となくイメージを掴めたのではないでしょうか。

瓦屋根を瓦以外の屋根に葺き替えた場合を考えると

 再び、地震係数に注目してください。瓦屋根で耐震等級2のお住まいがあります。これを瓦以外の屋根材、スレート(カラーベスト・コロニアル)やガルバリウムの金属屋根材で屋根葺き替えを行ったとします。柱や耐力壁はそのままに屋根葺き替えを行うのですから、地震係数はそのまま引き継がれることになります。その結果、地震係数は瓦屋根以外の耐震等級3を越えてしまうのです(簡略化しています)。
 つまり、耐震等級2だったお住まいが屋根葺き替えだけで耐震等級3以上の耐震性を獲得できるのです。
 しかも、これは瓦以外の屋根材、例えばスレートを使った場合でも適用されますし、金属屋根材を使った場合も適用されます。スレートの重量は瓦の約3分の1です。金属屋根にいたっては約10分の1です。金属屋根に葺きかえれば、地震に対して最強クラスのお住まいを手に入れることができるのです。これって凄いことだと思いませんか。

軽い屋根、重い屋根

古くても瓦屋根のお住まいは地震に強くすることが可能だった

 瓦屋根のお住まいはもともと重い瓦を屋根に載せるという設計をしているところに強みがあります。重いものを載せることを前提に作られているので、それだけ柱や耐壁の量が多いのです。
 古いお住まいでも軽い金属屋根に葺き替えれば、それだけで地震に強くすることが可能なのです。軽い屋根材を使うことを前提に作られたお住まいではこうはいきません。
 瓦屋根を選択した貴方はラッキーですね。

家は古いし、瓦屋根だから地震が心配という方

屋根葺き替えで地震に強いお住まいにリフォームしてみませんか?

 瓦屋根のお住まいはもともと重い瓦を屋根に載せるという設計をしているところに強みがあります。重いものを載せることを前提に作られているので、それだけ柱や耐壁の量が多いのです。
 古いお住まいでも軽い金属屋根に葺き替えれば、それだけで地震に強くすることが可能なのです。軽い屋根材を使うことを前提に作られたお住まいではこうはいきません。
 瓦屋根を選択した貴方はラッキーですね。
 東京などではお隣との間が狭く、人一人通り抜けられないのではないかという立地のお住まいもかなり見受けられます。そのようなお住まいでは強い地震が来たとき、瓦が落下してしまったらご近隣の方に迷惑をかけてしまいますよね。また人口密度が高い地域では瓦が落下すると、人に直撃する可能性も高くなります。地震などの時に屋根に不安を抱えているという方はhttp://www.yaneyasan13.netにご相談してみてはいかがでしょうか。良い解決策を提案してくれると思います。


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